クラクフからアウシュヴィッツへの行き方と日本人ガイドのすすめ【クラクフからバス】




一度は見ておくべきだと私は強く信じているアウシュヴィッツ。

実際に行ってみたところ、かなりいろいろなことを考えました。

今回はクラクフからアウシュヴィッツへ自力で行く方法と、行くならばぜひつけてほしい、日本人ガイドのお願いのしかたについて書いていきます。

※参考:2017年11月訪問




クラクフからアウシュビッツへの行き方

自己手配の場合

自己手配の場合、自分でガイドを申し込んで、クラクフ駅でバスのチケットを買うことが必要になってきます。

クラクフ中央駅のバスチケット売り場で、「アウシュヴィッツ」と言っても通じません。

「オシフィエンチム」と言いましょう。もしくは「オシフィエンチム・ミュージアム」

なんか「ミュージアム」と言っておけばおそらくわかってくれると思います。

なぜアウシュヴィッツが通じないかというと、「Auschwitz(アウシュヴィッツ)」はポーランド語の地名「Oświęcim(オシフィエンチム)」のドイツ語読みなんですね。

そのため現地のポーランド人には通じないということなのです。

バス乗り場はクラクフ中央駅のすぐ隣にあるバスターミナルです。

クラクフまで鉄道で来た場合、クラクフ中央駅の表示にしたがって歩いていけばバスターミナルに到着します。

長距離バスで来た場合は、最初からこのバスターミナルにバスが着くはずです。

そのバスターミナルのチケット売り場でチケットを購入すれば大丈夫です。

値段は12~15PLN(日本円で約360円~450円)なので、ツアーで行くより大幅に安く済ませることができます。

大型のバスで行ったという方もいましたが、私のときはミニバスで、バスターミナルの上の階からの発着でした。

ツアーの場合

現地ツアーに申し込む場合、交通手段などの心配をする必要がないので、時間がない方や自分で手配するのが心配な方はこちらを使った方がよいでしょう。

おすすめツアー:【ポーランド】歴史をたどるアウシュヴィッツ強制収容所ツアー:クラクフ出発

ただしこのツアーは英語で行われるため、英語が極端に苦手な方は避けた方がよいかもしれません。

アウシュヴィッツでの日本人ガイドさんのつけ方

アウシュヴィッツを見学するなら、絶対にガイドをつけましょう。

日本人ガイドをおすすめする理由

日本人ではない日本語ガイドというものもありますが、可能なら日本人のガイドである中谷剛さんにお願いするのが圧倒的におすすめです。

参考記事:アウシュヴィッツ博物館初の外国人ガイド・中谷剛さん「タブーに立ち向かうのは戦争を経験していない世代」 【HUFFPOST】

なぜなら、国籍がちがうと立場やバックグラウンドも変わるため、たとえ日本語であっても微妙なニュアンスのちがいはどうしても生まれてくるからです。

そういった面から、同じ日本人として微妙なニュアンスまで伝えきってくれる日本人の中谷さんの方がおすすめです。

実際に中谷さんお会いした感想は、とてつもなく博識であるということです。

歴史に対する知識はもちろん、現在の国際情勢にも深い知見をお持ちで、アウシュヴィッツのような歴史は決して繰り返してはならないとの強い思いが伝わってきました。

アウシュヴィッツの説明だけでなく、現在の問題と当時の問題を関連付けてお話してくださったり、非常にいろいろなことを考えさせられたガイドツアーでした。

日本人ガイドさんへの連絡方法

直接中谷さんにメールでお願いすることができます。

団体の予約が入っていない限り調整してくださります。

中谷剛さんのメールアドレス:nakatani@wp.pl

また、アウシュヴィッツの公式ホームページから日本語の予約をとることでも中谷さんにガイドしていただけるようですが、私は直接連絡することをおすすめします。

というのも、そちらの方がチケットが10人までで一定料金(公式サイトの一人の料金と同じ)なのでその日のツアーに参加した人数分で割ることができ、安くすむからです。

アウシュヴィッツに行く場合の注意点

自己手配で行く場合、帰りのバスがわかりにくいです。

行きのバスを降りるときに必ずバスの運転手に確認しましょう。

私のときは駐車場のようなところを抜けた、一本裏の道でした笑

行きに止まった近くに気持ちばかりのバス停があるかと思います。

アウシュヴィッツ見学前の参考書籍

参考までに、アウシュヴィッツに行く前にぜひ読んでいただきたい本を数冊紹介します。

アンネの日記

この本は私がもっとも好きな本のうちのひとつです。

絶望的な状況の中でも前向きに生きていくことの強さと美しさを見ることができ、さらに12歳から15歳へと大人へなっていく過程での心の変動がリアルに描かれています。

命の重みと、この大虐殺の残酷さが心に突き刺さります。

ぜひ一度は読んでみてほしい本です。

夜と霧

こちらも絶望的な状況の中でも人間の魂の強さと美しさ、そして希望は存在する、ということを述べている本です。

「それでも人生にイエスと言おう」の言葉で有名なフランクルの著作です。

絶望に陥ったとき、私たちはどう生きるか。そして人間の尊厳とは何か。深く考えさせてくれる本です。

地球の歩き方

こちらはガイドブックですが、アウシュヴィッツに関する情報がかんたんにまとめられています。

中欧を幅広く旅したい方には「地球の歩き方 中欧」、ポーランド、チェコ、スロバキアの範囲内をまわるなら「地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア」がおすすめです。

アウシュヴィッツ見学まとめ

アウシュヴィッツに行くときは日本人ガイドの中谷さんにお願いすることを強くおすすめします。

ぜひアウシュヴィッツをその目でみて、過去の過ち、そして今の世の中について考えてみてください。

きっととても勉強になるはずです。