スペインとフランスの間にある小国、アンドラ公国。
スペインやフランスに行ったことがあっても、アンドラのことを知っている方はそこまで多くないのではないでしょうか。実は私もアンドラに行く直前までまったくアンドラのことを知りませんでした。
しかしアンドラはとてもいい国でした。特に買い物が好きな人にとっては天国です。
今回はそんなアンドラの行き方とおすすめ観光スポットを中心に書いていきます。
アンドラとは?
まずアンドラとはいったいどういった国なのでしょうか。
アンドラはピレネー山脈の中にある国家で、面積はなんと日本の石川県金沢市と同じくらいの大きさです。小さいですね。
公用語はカタルーニャ語です。これはスペインのカタルーニャ地方(バルセロナなど)で使われている言語なのですが、スペイン語よりフランス語に近いです。
また、アンドラはEUには非加盟ですが通貨はユーロです。スペイン側から入国する際はIDチェックはありましたが、入国スタンプはありませんでした。
アンドラの大きな特徴としては、免税大国であることでしょう。そのため週末になるとスペインやフランスから買い物客が押し寄せます。
私も実際にアンドラのスーパーで爆買い欧州人の本気を目の当たりにしました。車のトランクに本当に収まるのか?という勢いでひたすら買い物をしていました。
アンドラへの行き方
アンドラには空港や鉄道がありません。したがって車かバスでアンドラに行くことになります。バスはスペインのバルセロナかフランスのトゥールーズから出ています。
私は今回バルセロナからALSAを使って行きました。eurolinesもバルセロナから出しているようですね。
GoEuroを使えば簡単にこの二つの値段を比較し、予約することができます。
GoEuroの使い方については別記事、「節約したい人に伝えたい、ヨーロッパを安く旅行する方法」で紹介しています。
アンドラのおすすめ観光スポット
ここではアンドラのおすすめ観光スポットについて紹介します。
カルデラ
アクティビティでは「カルデラ」というスパ施設が有名です。温水プールに入りながらピレネー山脈を臨めます。かなりぜいたくな景色で、山を眺めながら温泉に入っている気分になります。
ヨーロッパで温泉というとブダペストが有名ですが、アンドラも数少ない入浴系の施設があるヨーロッパの町の一つ。
ここでおもしろいと思ったことは、カルデラには35度程度の温水でも真っ赤になってしまう人がわりといたことです。しかもこの35度の温水エリア、”HOT AREA”という扱いでした。
日本で35度のお風呂なんてぬるくて仕方ないですよね。しかしヨーロッパの人にとってはとても熱いみたいです。彼らが日本の温泉に来たらはたしてどうなってしまうのでしょうか…。
サン・エステバ教会
中心部から少しだけ離れたところにある、12世紀に建造された歴史ある建物です。可愛らしい外観。
普段なら中も入れるようですが、私が訪れたときはお祈り中で入れませんでした。
ショッピング施設
アンドラといえば買い物。ブランド物を買うもよし、食品や小物を買いまくるもよし。スーパーは長蛇の列でした。
今後ヨーロッパを旅するならアンドラで食料をそろえておくのもよいかもしれません。
アンドラのおすすめホテル
アンドラにはホステルがなく、ホテルしかありません。ここでは私が宿泊したホテルを紹介します。
Hotel Eureka
アンドラのホテルの中で一番安かったのがこのホテルです。一泊一室50ユーロくらいです。ダブルだったので一人25ユーロですね。
バックパッカーにはちょっと高めですが仕方がありません。逆に言えば普通の旅行で来る分にはお得です。
Wi-Fiがあまり良くなかったこと以外は特に気になることはありませんでした。客室もシャワーも清潔でした。
アンドラ旅行記まとめ
アンドラという国があることを知っている人は少なそうですが、だからこそ話のネタにもなるのでおすすめです。
スペイン北部かフランス南部に行った際にはついでにアンドラに寄ってみるのはどうでしょうか?
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