エルサレムからバスで40分ほどの場所にあるのがイエス生誕の地、ベツレヘム。エルサレムに来たからにはぜひ行ってみてほしい場所です。
今回はエルサレムからベツレヘムへ自力で、ツアーをつかわず、ローカルの路線バスを使って自力で行く方法を紹介します。
※地球の歩き方では路線バスのことを「アラブバス」と記載しています
※2019年2月時点の情報です
イスラエル全体の観光記事はこちら:イスラエルの治安情報とおすすめ観光地・ホテル・レストランまとめ【エルサレム・ベツレヘム(パレスチナ)・死海】
エルサレムからベツレヘムへ路線バスで行く方法
ここではエルサレムからベツレヘムへ路線バスで行く方法を説明します。
路線バスの番号・運賃
路線バスの番号は231番で、片道運賃は6.8シェケルです。
バス停の場所
エルサレム側とベツレヘム側のバス停の場所をまとめていきます。
エルサレム→ベツレヘム
エルサレムからベツレヘムへ行くバスはダマスカス門の近くのバス停から乗ることができます。
たくさんバスが停まっているのでわかるかと思います。
ちなみにこのバス停のトイレはめちゃめちゃ汚いので、先に行っておくことをおすすめします。
ベツレヘム→エルサレム
ベツレヘムからエルサレムに帰るバスの乗り場は、エルサレムから来たバスと同じ場所です。
道路も同じ側なので降りたところとまったく同じ場所からバスに乗ることができます。
具体的にはSaint Joseph Hotelの近くです。
ここまで行けばバスが停まっているのでわかると思います。
終点のダマスカス門の手前のヤッフォ門で降ろしてもらうこともできます。
ベツレヘムのおすすめ観光スポット
つづいてベツレヘムのおすすめ観光スポットを紹介します。
聖誕教会
ここベツレヘムの一番のみどころは聖誕教会でしょう。
ここだけは観光客がとても多かったです。
ツアーで来ている人しかいなかったため、完全に自力で来ている私たちは道中心細かったですが…笑
入口はとても小さなドアで、「謙虚のドア」といわれています。
中はとても混雑していました。モザイクの床と豪華な祭壇が印象的でした。
祭壇の下に洞窟があるようですが、けっこう並んでいて、日没前に帰りたかったため私たちはあきらめました。
この洞窟の中にはイエスが生まれたとされる場所に星型が埋め込まれた祭壇があります。
町全体
バス停から聖誕教会まで歩いているだけでもかなりおもしろいです。
歩いている観光客がほぼおらず、イスラエルとは全然ちがう雰囲気で少し緊張もしますが、パレスチナの雰囲気を感じることができます。
ちょっと荒れているような感じもする中に、上の写真のように厳かに立っている十字架。
さすがイエス生誕の地と、感激しました。
非常に素朴な十字架ですが、荘厳なのです。心打たれるものがあります。
ちなみにこの十字架は通りがかりのおばあさんに教えてもらいました。「フォトスポット教えてあげるよ!」って。
しかしながら、いくら観光できるレベルとは言えやはりパレスチナ問題の片鱗も見えます。
いろいろなことを考えることができる場所です。
ベツレヘム観光の注意点
ここではベツレヘム観光の注意点をまとめます。
ベツレヘムの治安
ベツレヘムはパレスチナ自治区ですが、ベツレヘムに限りパレスチナであっても危険情報のレベルは1です。
ただし常に最新情報は確認しておいた方がよいでしょう。
日中であれば危険な目にあうことはないと思いますが、エルサレムとは全然違う雰囲気です。
ローカルなアラブ感がすごいです。
また、バスを降りたところにタクシーの勧誘がいて、かなり高額でふっかけてくるので、タクシーを使おうと思っている人は注意した方がいいと思います。
チェックポイントがあるのでパスポートは忘れずに
イスラエルからパレスチナ側にいくときは特別チェックはありませんが、パレスチナからイスラエル側にもどるときはパスポートチェックがあります。
バスからは降車しませんでしたが、パスポートと入国時に渡された滞在許可証を忘れないようにしましょう。
ベツレヘムはガイドツアーの方が安心かも
今回はエルサレムからベツレヘムまで自力で行く方法を紹介しましたが、個人で歩いている観光客っぽい人はほぼ見かけず、道に迷いかけた時にちょっと心細い気もしました。
身に危険は感じなかったので日中ならば問題ないとは思いますが、もし安心感がほしいのであればツアーを利用した方がよいかもしれません。
英語ツアーですがイスラエル観光のみどころがつまっているおすすめツアー:世界遺産 エルサレム旧市街+ベツレヘム+カスル・エル・ヤフド+死海浮遊体験 1日観光ツアー<英語ドライバー/テルアビブ or エルサレム発>
日本語プライベートツアー:活気あるスークに教会の鐘が鳴り響く町 ベツレヘム半日観光プライベートツアー<日本語ガイド>
ベツレヘム観光で参考にした本
地球の歩き方 イスラエル 2019~20は注意事項や観光情報が整理されてまとまっているのでおすすめです。
持って行って損はないでしょう。
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