海外旅行には大きくわけて旅行会社に手配をお願いするツアー旅行と、すべて自分で手配する個人旅行の二つのスタイルがあります。
ただし海外旅行に慣れていないと個人旅行はなかなかハードルが高いため、ツアー旅行を選んだ方がよいでしょう。
今回は海外旅行ツアーのメリットとデメリット、選び方のポイントを解説します。
海外ツアー旅行と個人旅行のちがい
ツアー旅行は航空券、ホテル、現地での移動手段をすべて旅行会社が行ってくれる旅行のことです。
それに対して航空券からなにまですべて自分で手配しなければならないのが個人旅行です。
それぞれ長所と短所があるので、自分のスタイルに合った旅行を選ぶことが大事です。
ツアー旅行のメリット・デメリット
- 自分の手間がはぶけて楽
- 1都市しか行かない場合個人旅行より安いことがある
- 添乗員がいるツアーは現地慣れした人がいて安心
ツアー旅行の最大のメリットは自分の手間をはぶくことができることです。
また、1都市しか行かない場合は意外と個人で手配するより安く済むことがあります。
さらに添乗員がいるツアーの場合は現地に慣れた人がいて心強いです。
- 自由度が低い
- 基本的に個人旅行より高い
ツアー旅行のデメリットは決められた旅程であるため自由度が低いということと、どうしても個人旅行よりは割高になってしまうということです。
さきほど1都市の場合なら個人旅行より安くなることがあると述べましたが、複数の国、複数の都市に行きたい場合はまちがいなく個人旅行より高くなります。
たとえ周遊ツアーを選んだとしても、好きなようにカスタマイズしたり、急なプラン変更はできません。
個人旅行のメリット・デメリット
- 自由度が高い
- 安い
個人旅行のメリットはツアー旅行のデメリットの裏返しです。
最大のメリットはやはり自由度が高いということです。
自分の好きなときに好きな場所に行くことができますし、突然の予定変更も可能です。
これこそが旅の醍醐味です。
また、一般的にツアー旅行より圧倒的に安く済みます。
例として今までの個人旅行でかかった総費用を紹介します。
- 10日間東ヨーロッパ周遊(4ヶ国):11万円
- 14日間西ヨーロッパ周遊(4ヶ国):19万円
- 11日間東南アジア+インド周遊(3ヶ国):12万円
- 17日間中東周遊(3ヶ国):14万円
おそらくこれらの旅行をツアーで行っていたら、通常は2倍ほどの値段になっていたと思います。
上の旅行の具体的なプランと費用の詳細は下のリンクから見ることができます。
11日間東南アジア+インド周遊(3ヶ国):カンボジア・マレーシア・インド周遊旅行の費用、ルート、持ち物まとめ
- すべて自己責任
個人旅行をするにあたってのデメリットは、何が起こってもすべて自己責任で自分で対処しなければいけないことでしょう。
トラブルなど、予期せぬことが起きたときの対応能力が必要になってきます。
海外ツアーの選び方
- 行きたい場所を選ぶ
- ツアーの形態を選ぶ
- ツアー会社を選ぶ
海外旅行ツアーは基本的にこのような流れで選んでいきます。
海外旅行で行きたい場所を選ぶ
まずは行きたい場所を選ぶことが必要です。
行きたい国は何か国なのか、そして行きたい都市は何都市なのか。
複数の国・都市に行く場合は地理的に近いことが必要なので、地理的な条件は頭にいれてリストアップしていきましょう。
海外ツアーの形態を選ぶ
その後はツアーの形態を選ぶ必要があります。
ツアーの形態は添乗員同行ツアーとフリープランツアーの二つにざっくりわけることができます。
添乗員同行ツアー
添乗員が同行し主要な観光スポットをまわり、つねに団体で行動するツアーです。
航空券からホテル、現地での移動手段などもすべて手配してくれます。
行く場所や時間は制限されてしまいますが、添乗員がいることによる心強さ、自分で手配しなくていい楽さが大きなメリットです。
フリープランツアー
フリープランツアーは自由旅行に近いツアーです。
添乗員同行ツアーとは異なり、航空券とホテルの料金がセットになっているだけで、現地での行動はすべて自分で決めることができます。
航空券やホテルの手配にかかる手間がはぶけることは添乗員同行ツアーと同じですが、自由度が高いことが魅力です。
また、万が一トラブルがあったときも旅行会社に相談することが可能です。
この点がすべて自己解決しなければならない個人旅行とちがうところです。
海外ツアー会社の選び方
最後にツアー会社の比較をします。
世の中にはさまざまな旅行会社がありますが、海外旅行の場合、基本的にはHISとJTBの二つをおさえておけば大丈夫だと思います。
HIS
安さ重視ならHISがおすすめです。
HISの魅力はなんといっても格安で海外旅行に行けることです。
また、ネットでかんたんに予約ができる手軽さも魅力です。
値段が安い分、手厚いサポートはありませんが、逆に言えば自由度が高いことが魅力です。
航空券とホテルだけ取ってもらって、あとは万が一のときだけに問い合わせることができればよい、という方にはおすすめです。
JTB
質重視ならJTBがおすすめです。
特に添乗員同行ツアーなど、旅行会社の力量が問われる旅行の場合はJTBの方がよいでしょう。
値段はHISより高めですが、その分ホテルやバスなどの質がほかの格安の旅行会社より高いです。
また、お年寄りや学校の旅行など、お金は多少かかっても安心が欲しい人はなんとなくJTBを選ぶイメージがあります。
多少高くても質の高さと安心さを重視する方にはおすすめです。
まとめ
- 不安と手間をとにかくはぶきたいなら添乗員同行ツアー
- 手間は少しかかってもいいから自由度高い方がいいならフリープランツアー
- とにかく自由度高い方がいいなら個人旅行
自分に合ったスタイルで海外旅行を楽しみましょう!
- オリジナルの旅をしたいけど自力でルート組むのは不安
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