【書評】「ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ」を読んだら旅がもっとしたくなった話

ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ




旅をしていると現地の人や文化に触れ、訪れた場所を報道しているニュースが自分事になります。

よいニュースであればよいのですが、紛争やテロなど、悲しい事件が多いこともたしかです。

しかしその背景には複雑な過去が影響していることが大半です。

今回は現代のニュースがいかに世界史と密接にかかわっているかがわかる本、ニュースの“なぜ?”は世界史に学べを紹介します。

「ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ」の概要と感想

ニュースの“なぜ?”は世界史に学べは駿台の世界史の講師、茂木誠先生が書かれている本です。

例えば、中東はなぜあそこまで混乱しているのか?なぜあの国同士は対立しているのか?といったことがわかりやすく書かれています。

目次は以下のようになっています。

  1. ヨーロッパの憂鬱ーウクライナ問題と難民問題
  2. 台頭するイスラム過激派と宗教戦争
  3. アメリカのグローバリズムと中国の野望

これらの切り口から100個の疑問を出し、現在の国際情勢をひもといていきます。

自分がもっとも衝撃をうけたことは、なぜイスラム過激派があそこまで無慈悲に遺跡をこわすことができるのか、という理由を知ったことと、フセイン大統領には別の一面があることを知ったことです。

茂木さんの思想もだいぶ入っているため、書かれていることをすべて鵜呑みにする必要はありませんが、いかに自分たちが西欧化された考え方を持っていたかを痛感します。それがよいか悪いかは別として。

「ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ」をおすすめしたい人

国際情勢に興味がある人、そしてその情勢の背景を知りたい人におすすめです。旅人にも読んでほしいです。

歴史の背景にあることを知ることで、より多面的に世の中をとらえることができます。そして旅することが何倍もおもしろくなります。

「ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ」を読み終えたら

今まで自分が関心を持ってきたニュースを見直してみたり、自分が行ったことがある国や興味を持っている国について考えてみましょう。

またちがった視点からその国のことをとらえることができるはずです。読んだ感想や自分の意見を人に言ってみるのもよいでしょう。

「ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ」書評まとめ

ものごとのバックグラウンドを知り、多面的に国際情勢を見ることができることで、人生がより豊かになるはずです。

旅好き、歴史好き、国際情勢に関心がある人にはぜひ読んでみてほしい一冊です。

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