ダ・ヴィンチ・コードなどで日本でも有名になったダン・ブラウン。
彼の作品のすばらしいところは物語としてのおもしろさだけではなく、観光ガイドを上回るほどのリアリティもった描写を物語の舞台に対してしていることです。
今回はそんなダン・ブラウン作品の中で、ラングドン教授が主人公であるものを特に紹介していきます。
ダン・ブラウンのラングドンシリーズの作品
ダン・ブラウンのラングドンシリーズの作品は5つあります。
- 天使と悪魔
- ダ・ヴィンチ・コード
- ロスト・シンボル
- インフェルノ
- オリジン
ここではそれぞれの作品についてかんたんな概要とおすすめポイントを書いていきます。
天使と悪魔
天使と悪魔の主な舞台はバチカン。
科学と宗教、謎の組織、美術とダン・ブラウンらしさがふんだんに盛り込まれており、物理、宗教、美術、地理、すべてにおいてかなりの知識量を得られます。
特にバチカンの描写がリアルですばらしく、実際に行ってみたくなりますね。
ストーリーも当然一筋縄ではいかず、最後の伏線回収にはやられた…!となります。
本だけでなく、映画もおすすめです。
ダ・ヴィンチ・コード
ダ・ヴィンチ・コードはパリを舞台に繰り広げられるサスペンスミステリーです。
モナ・リザが鍵を握る物語。レオナルド・ダ・ヴィンチが残したメッセージとは?ルーブル美術館の館長が守りたかったものとは?
秘密結社、聖杯伝説、レオナルド・ダ・ヴィンチの謎…そういったものに心惹かれる方は必読です。
舞台となったパリについての記事:パリのおすすめ観光スポット・レストラン・ホステルまとめ【パリ中心部+郊外】
こちらも映画もおすすめです。
ロスト・シンボル
ロスト・シンボルは有名な秘密結社、フリーメイソンについて扱っている本です。
舞台はワシントンD.C.。
フリーメイソンの最高位の友人を持つラングドン教授は彼に呼ばれてワシントンD.C.に向かいます。しかしそこに友人はおらず…。
CIAが出てきたり、フリーメイソンが出てきたり。そしてこちらも科学と宗教が大きな軸になっています。
インフェルノ
インフェルノはダンテの神曲がキーとなってくる物語です。
日本で欧米ほどインフェルノが流行らなかったのは神曲になじみがないからだという説も。
たしかに神曲は中身までは知りませんでしたが、一応十分に小説としては楽しむことができました。
しかし同時に神曲に興味を持ちました。
相変わらず事件に巻き込まれるラングドン教授。
今回の舞台はフィレンツェ。扱っているテーマは人口問題。
タイトルの「インフェルノ(地獄)」通りの世界となってしまうのか…今回も相変わらず興味深いテーマです。
私は飛行機の中でドキドキしながらこの映画を観てました。
オリジン
オリジンはラングドンシリーズの最新作です。
舞台はバルセロナ。
宗教を否定する天才科学者が殺されるところから物語ははじまります。
そこからありがちな科学VS宗教の話になるのかと思わせておいて、着地点は見事なところにおさまっています。
最先端のAIを駆使したり、圧倒的なスペックのコンピューターでシミュレーションが行われたり、いろいろとテクノロジー的にもおもしろい要素を盛り込みながら、科学と宗教について描かれています。
ゴーギャンの絵のタイトル、「我々はどこからきたのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」というのが大きなテーマになっています。
舞台となったバルセロナのまとめ記事:バルセロナのおすすめ観光スポット・レストラン・カフェ・ホテルまとめ【サグラダファミリアだけじゃない】
ダン・ブラウンの作品の感想
多くの作品が科学と宗教をテーマにしており、とにかく圧倒的な調査と圧倒的なワクワク感をもっています。
そしてかならず大どんでん返しが起こります。
ミステリーとしても当然おもしろい作品ばかりですが、同時に観光ガイドとしてもすぐれています。
小説のリアルな描写が、その舞台への興味、好奇心をかき立ててくれます。
ぜひダン・ブラウンの作品を読んでみてください。
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