東南アジアに行くならば、アンコール・ワットがあるカンボジアのシェムリアップに行ってみたいと思う人は多いのではないでしょうか。
この記事では東南アジア旅行の拠点となるバンコクから安くシェムリアップに行きたい人に向けた、バスを使った行き方を書いていきます。
ちなみにバンコクからシェムリアップに移動する方法としてはほかに飛行機や電車などもありますが、今回は直通バスに限ってお話します。
アンコール・ワット観光まとめ記事:アンコール・ワット周辺を全力で楽しもう。アンコール遺跡群のおすすめのまわり方、料金と注意点
参考:2018年11月訪問
バンコクからシェムリアップへバスで行く方法
バンコクからシェムリアップへバスで行く方法について説明していきます。
おすすめのバス会社・チケットの予約方法・料金
予約方法としては以下の2通りあります。
- バスターミナルで直接購入
- オンラインで事前に購入
しかし時期によってはチケットが売り切れてしまうと聞き、私は事前にオンラインのTHAI TICKET MAJORというサイト経由で購入しました。
チケット代金は750バーツ+手数料20バーツ+23バーツの793バーツ(約2750円)です。
会員登録が必要であり、言語はタイ語と英語しかありませんが、基本的にわかりやすいのでそこまで難しくはありません。
会員登録をして、以下の画面の中でシェムリアップ行きを選択し、必要事項を記入すれば大丈夫です。
チケットを購入するとチケットのPDFが添付されたメールが送られてきて、それを印刷して持っていけば大丈夫です。
私はバンコクに深夜の2時に到着し、その日の朝8時にバンコク出発だったのですが、他の方のブログを見ているとバスターミナルではない別の場所にあるチケットカウンター(オープン10時くらい)にチケットを受け取りにいかなければならないと書いてあり焦りました。
しかしメールに添付されたチケットあるし、明らかにこれで乗れるような体裁してるよなあ…と思っていたら何の問題もなく乗れました。よかったです。チケットオフィスには行かなくて大丈夫です。
後々よく見てみると、メール本文のConfirmation and Conditionsのところに
1.1 If you receive E-mail E-ticket, you can print out the E-ticket and use for boarding the bus.
と書いてありました笑
【追記】最近私が知ったサイトの中で、Baolauというチケット予約サイトがあります。
これを使って調べたところ、最安値が2100円ほどでした。
完全にオンラインでチケットの手配が完了するため、非常に楽です。
それに加えて、バスだけでなく飛行機や電車まで一括で調べることができます。
私がこのBaolauをつかったのはベトナム旅行のときだったのですが、問い合わせ対応なども迅速かつ丁寧で安心してつかうことができました。
以上のことからBaolauもおすすめなのでぜひ検討してみてください。
全体のルート
バンコクのモーチットバスターミナル(北バスターミナル)からポイペト国境を通り、シェムリアップのNattakan Bus Stationというバス停に到着します。
おおよそ8時間の移動とアナウンスされていますが、私のときは9時間ほどかかりました。
バスターミナルの場所とアクセス
つづいてバンコクのバス停とシェムリアップのバス停について書いていきます。
バンコク(モーチットバスターミナル)
バンコク発のバスはモーチットバスターミナル(北バスターミナル)から出ています。
モーチットバスターミナルへのアクセスはBTSのMo Chit(モーチット)駅からバスがよいでしょう。
3番乗り場から出ている3番か77番のバス、もしくは5番乗り場から出ている96、104、134、136、138、145、182、517、529番バスで行くことが可能です。
バス停の場所がわからなかったらモーチット駅の駅員さんにきけば教えてくれます。
シェムリアップ
シェムリアップではNattakan Bus Stationに到着します。
ここで降りるとトゥクトゥクドライバーが待っており、無料でシェムリアップ中心部にあった私たちの宿まで送迎してくれました。
その代わりアンコール・ワットの周遊をしないかとの営業はかけられます。
最初は警戒していましたが、ふっかけてくるどころか非常に良心的な適正価格で交渉してくれました。
ホステルについたあとにホステルが出しているチャーターの値段を確認したら、そこでとるよりも安く済んだことがわかり、おどろきました。
この看板のSmall Tourというのがおそらく私たちがまわったコースと同じなのですが、私たちが2人で18ドルだったのに対し、ホステルでは1人15ドルでした。
ちなみに地球の歩き方によると相場は1人あたり8ドルらしいです。
カンボジア国境でのビザの取り方
このバスではポイペト国境を通ります。
ポイペト国境ではアライバル、eビザともに対応可能です。
国境によって取得できるビザや入国できるビザ形式に違いがあるため、確認が必要です。
アライバルビザ
アライバルでとることもできますが、どうやらポイペトでは「高額請求された」といったトラブルが多いらしいです。
そのため事前にバンコクのカンボジア大使館で取得するか、eビザを取得することがおすすめです。
eビザ
eビザで入国できる国境は以下の国境です。
- 空路:シェムリアップ空港、プノンペン空港の2か所
- 陸路:コッコン、ポイペト、バベットの3か所
このバスではポイペトから入国するのでeビザで大丈夫です。
私は事前に日本でeビザを取ってから行きました。
事前にとっておけばアライバルビザをとるときに必要な写真なども不要なので楽でした。
eビザ公式サイト:https://www.evisa.gov.kh/
バンコクのカンボジア大使館で取得
バンコクでビザをとることも可能です。くわしくは以下のブログがわかりやすく説明してくれています。
https://runbkk.net/bangkok-cambodia-visa/
タイとカンボジアの国境越え
タイ側から国境に着いたら、バスを降ろされます。
その前に車内では迷子対策なのかこの首からさげる札のようなものを配られます。
そのあとは看板にしたがって進みます。
一応途中まで先導がいて、あとは人の流れにしたがう、といった感じです。
下の写真のような道順で進んでいきます。
バンコクからシェムリアップ行きのバスに乗った感想
ひとり一席与えられ、座席のスペースも十分にあり、空調もきいておりおおむね満足でした。
ただ、私は使っていないのですがどうやら車内についているトイレは流れなかったようなので、途中休憩でトイレに行くことをおすすめします。
タイからカンボジア陸路越境の際に参考にしたガイドブック
バンコクからシェムリアップ行きのバスに乗る際、国境でとれるビザの種類や観光の参考にしたのが地球の歩き方です。
おすすめポイントや注意事項などが盛り込まれているため、持っていって損はしない一冊です。
アンコール・ワット観光まとめ:アンコール・ワット周辺を全力で楽しもう。アンコール遺跡群のおすすめのまわり方、料金と注意点
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