死海と言えば何もしなくても水に浮くことができる海として有名です。
もしイスラエルやヨルダンに足を運んだのならばぜひとも行ってみてほしいところです。
今回はエルサレムから自力で死海の無料のパブリックビーチ(エンボケックビーチ)へ行く方法、そして死海からそのまま南下したエイラットにあるイスラエルとヨルダン間の国境への行き方について説明します。
※参考:2019年2月訪問
死海含めたイスラエル全体の観光情報を知りたい方はこちら:イスラエルの治安情報とおすすめ観光地・ホテル・レストランまとめ【エルサレム・ベツレヘム(パレスチナ)・死海】
エルサレム旧市街の見どころについてはこちら:エルサレムのおすすめ観光スポットまとめ【三大宗教聖地:聖墳墓教会・嘆きの壁・岩のドーム】
死海のビーチについて
まず死海おすすめのビーチと、その理由についてかんたんに説明します。
イスラエル側の無料ビーチ
イスラエル側の無料のパブリックビーチはエンボケックビーチとエンゲディビーチの二つしかありません。
エンゲディビーチの方は今はやっていないかもしれないとの情報があったので、私たちはエンボケックビーチの方に行くことにしました。
死海に行くならイスラエルとヨルダンどちらがいいか
死海に行くなら特に女性はヨルダンよりイスラエル側のほうがおすすめです。
なぜならヨルダンはイスラム国家であるため女性の肌の露出が一般的でないため、ヨルダンの無料ビーチへ行くとセクハラの危険性があるからです。
かといって無料ビーチではないビーチへいくと3000円ほどかかり、出費を抑えたい旅人には痛手だからです。
エルサレムから死海(エンボケックビーチ)へのバスでの行き方
エルサレムのセントラルバスステーションから、エゲッドバスが運行しているバスに乗って死海に行くことができます。
ちなみにこのセントラルバスステーションの中にある書店で死海に浮きながら読む用の新聞を買うことができます。
エルサレムから死海へのバス料金とチケットの購入方法
エルサレムから死海へのバスの運賃は片道37.5シェケル(約1160円)でした。
死海からエルサレムにもどる際も同じです。
エルサレムのセントラルバスステーションでチケットを買う方法は、
- チケットカウンターで購入する
- 乗るバスの運転手から直接購入する
の2パターンがあります。
チケットカウンターで購入する場合、クレジットカードは使えますが、乗車時刻が印字されないため、乗りたいバスの搭乗拒否を受ける可能性があります。
反対にバスの運転手から直接買う場合は現金のみですが、確実に乗車できます。
バスの乗り方と降りるバス停
下のエゲッドバス公式サイトからバスを検索することができます。
https://www.egged.co.il/HomePage.aspx
行き先はEin BokekのHotels – Ein Bokekにしておけば大丈夫です。
エルサレムから死海に行くバスには444と486がありますが、エルサレムからは444は乗せてもらえませんでした。
おそらくエイラット行きのほかのお客さんでいっぱいだったからかと思われます。
反対に486は途中乗車が多く、最終的には満席になりましたがエルサレムの時点では空いていました。
444も486も4番乗り場から出ていました。
そのあとエンボケックビーチ周辺のLot Hotel前、あるいはOasis Hotel前のバス停で降ろしてもらえればビーチへ歩いて行けます。
下の画像の32番か33番のバス停です。
Oasis Hotelの方がビーチに近いとは思いますが、通り過ぎてしまうのが怖かったので私はLot Hotelで降りました。
死海からエルサレムに戻る際は反対方面の同じバス停にいけばよいかと思います。
444のバス番号が書いてあれば間違いないはずです。
死海からエイラットの国境への行き方
行きで降りたバス停(Lot Hotel前)から444番に乗ってエイラットのセントラルバスステーションの二駅手前のRabin Border Crossing/Road 90で降りるとそのまま歩いて国境へ行けます。
私が乗ったとき、このバス停ではわりと同じように国境を越える観光客が降りていたのでわかりやすいかと思います。
特に中国人観光客が多かったです。
バス停から国境までは徒歩20分ほどあるのですが、この途中で中国人観光客にヨルダン側のタクシーを相乗りしないかと誘われました。
ヨルダン側の国境から移動するには徒歩は禁止されていてタクシーに乗らなければならない、かつ料金が政府によって決められているため相乗りできると費用を抑えることができます。
国境でもタクシーを誘い合っている観光客がいたので、1~2人であればタクシーを相乗りする人をさがすのもおすすめです。
タクシーは4人乗りで、ヨルダンの通貨であるディナールを持っていなくてもドルで支払うことができます。(要交渉ではあります)
ただし必ず値段をすこし高めに言ってくるので、きちんと看板の写真を見せるなりして正規の値段で行ってもらいましょう。
実際に国境越えをした詳細な体験談はこちら:エイラットからアカバへ陸路国境越え。イスラエルからヨルダンへの行き方と体験談
死海含めたイスラエル観光のおすすめガイドブック
死海など、イスラエル観光する際に持っておきたいのが「地球の歩き方 イスラエル」です。
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